大阪に旅行しようと思っていた年末年始、コロナウイルスに罹患して一家全滅で年を越した。
直前も直前、出発の2日前。フジドリームエアラインはいくらか忘れたけどキャンセル料が発生、ピーチアビエーションはキャンセルできない代わりにポイントの付与。
いずれも仕方のないこと。
しかし、ホテルはキャンセル料がかからなかった上に「お大事に」なんてメッセージが長文で届いた。
USJに行けなかったこと、鶴橋のコリアンタウンに行けなかったこと、かすみ家と会えなかったことと残念なことは多いが、温かい気持ちで新年を迎えることができた。
幸先の良い2023年がスタートした。
希望していた海外事業部への異動でマレーシアへの単身赴任が決まり涙ながらに家族と離れることとなるがその一方で暗号資産の先物取引で神がかり的なトレードを繰り返した上に保有していたミームコインが爆騰し資産が億を超えたというのは嘘で、海外事業部を希望していたが絶望的にTOEICの点数が低いため相手にもされずなぜか妻からも相手にされず3ヶ月ほどまともに会話してないし神がかり的なトレードで保有資産が半減していた。
最近、本を読み耽っている。
そのうちの一冊「半農半Xという生き方」という本について少し書く。
新潟県という米どころに住んでいるが「農」とはあまり関わり合うことなく生きてきた。農家ではないし農業しようとも思ったことはないし、親戚の田んぼの稲の収穫を手伝う習慣のある地域で育ったが、一度も手伝ったことはない。家の周りはビニールハウスに囲われていたし、田んぼの脇の用水路でザリガニ取りもしたし「農協さんに卸せない形のわりぃトマトとかきゅうり」をよくもらって食べていた。JAのロゴが入ったベースボールキャップを被ったおじいさんたちをよく近所で見かけていた。
「農」に近い環境。近すぎて見えなかった。ビジネス本を紹介してくれるメールマガジンの中にある日この本が紹介されていてふと目に止まった。そのままなぜだか読むべきかなと思い、この本を図書館で予約して一気に読み終えた。
感想は、自分の生き方のコンセプトみたいなものは簡単に変わるな、影響を受けやすいなと思った。
つまり、いわゆる芯というかそういうのが、ブレブレ。良くも悪くも。
「何者かになりたい」自分や何者にも縛られずに「自由」に生きていたい自分、そのために必要な「お金」を求めている自分、とは違う考え方生き方。そういう人は周りにいるんだろうけど、見えていない。見ようとしていない。自分の評価をあげたくてだれそれと競って仕事に打ち込んでみたりお金の稼ぎ方や儲け方なんかばかり探していて周りにはそんな人しかいない、いないと思ってる。だからなのか強制的にでもこの本を手に取って読んだら、すっと肩の力が抜けた。
本の内容としては、1日の半分は自給して暮らす「農」、また半分は自分のできる仕事「X」、この「X」が多種多様であることが様々なケースを用いて語られている。そして子どもや孫の負担さえも考えずにまるで最後の世代かのように僕たちは生きていないか、未来への配慮とは何かということを考えさせられた。
めちゃくちゃよかった。
だからといって、明日からこの本のように生きれるかというとそうではない。
そうではないけど行動しなければ変わらないことは強く実感している。
絶えず何かに刺激を受けて、どんなに背伸びをしても、明日から急に我が社の社長にはならないし、来月サッカー日本代表に招集されることはないし、来年から大谷翔平とチームメートになることもない。
自分のできることを、ちょっとずつ。
ゆっくりと自分の「X」と向き合おう。
と思うと、今の自分の構成要素が気になってきた。なにができるのか、一体なにで出来ているのか。
フィジカルなことではなく、内面的なものだ。友達や仕事や人生の経験はもちろんだが、音楽や映画などカルチャーが育ててくれた面も大いにある。特に分類しないでパッと思いつくものを書き殴るので共感してくれたら嬉しい。
Unco
まずはうんこ、と聞くともしかしたらリアクションに困ると思う。乳幼児時代は別として、数回漏らしてる。年代は秘密。アラレちゃんみたいにツンツンする気はないけど、この手の話は大好物。繰り返すが、オジトンさんからもらったうんこハンコは死んでも手放さない。
Shinji Ono
ワールドカップフランス大会くらいからサッカーにのめり込んでいた、その頃から好きな選手が小野伸二。あの柔らかいパスと足に吸い付くトラップに心を奪われた。プレーもそうだけど、人間性も良いと聞く。ラフなプレーも見たことないし、プレーにも人間性が滲み出てるんだろうなと思うと、彼のようなフェザーな感じの性格でいようと思っている。なんかよくわからないけど気分がすぐれない時に彼のプレー動画を見ると力が湧いてくる。
Ryu Murakami
ふかわりょうの「休んだ日に席替え」を小学生の頃に買って読んだ。
小学生向けだったと思う。とても面白かった。
初めて読んだ小説は中学生の頃で村上龍の69、次に限りなく透明に近いブルー。
その影響で高校時代、サッカー部をやめて映画同好会を結成した。
自主制作映画1作目のオープニング挿入歌で、ボブディランの曲でジミヘンヴァージョンの
「ALL ALONG THE WACTH TOWER」
を使用し「カッコイイ!!」とそれだけで満足してこのオープニング1本しか作らないまま卒業した。
帰宅部の集まりだった。
Nakamura
僕の周りにはバンドマンがまぁまぁいた。彼らとよく音楽の話をしたし、いろんな音楽を教えてもらった。その中でも中村一義との出会いが今に生きている。気分が落ち込んだ時は必ず聞いていた。もちろん、そうじゃない時も、今でも。当時、彼女にビンタされた帰りに新世界を聴きながら電車に乗った思い出は桃色。
ちなみに中村一義、中村佳穂、中村青嗣(あおちゃん)、haruka nakamuraなど、中村姓は神の一族だと最近気づいた。
Megane
今はゲームというものはほぼしていないが、小中学校時代はドラゴンクエスト6とファイナルファンタジー7ばかりやっていた。何回クリアしてもまた1からやり直す、変態である。このような変態的な子どもたちは多かったであろう。そしてこの2作品で視力が落ちた。メガネくんになったのである。中学では野球部だったが「古田」と言われたことは一度もない。
最近、肩がこりやすかったり体の不調を感じやすくなってきたので食べすぎないことをこころがけてます。
久しぶりに文章を書いた。あっという間に時間が過ぎる、楽しい証拠だね。
ではまた。