お義母さんとわたし

久しぶりのブログ更新
早速止めちゃっている交換日記から再スタート。

我が家の恒例行事、旦那との派手目のドンパチが起こって5日目の朝。
私は電話をかけた。
相手はお義母さん。

私は、お義母さんが大好きです。

地獄のような5日間

仕事の繁忙と、新居関係が大詰めなのと。
そして、仕事を理由に土日の子守頼んでいた私に、疲れた夫がついにキレた。

「仕事と家庭とどっちが大事なの?」

時は令和のこの世の中で、夫にそんなことを言わせる妻がここに。

夫の「PCとスマホ取り上げ」という暴挙。
これまでにない展開と、迫る納期に私はパニック。

泣きながら両親に電話して仲裁をしてもらったものの。
夫は次の日から自室にこもり、部屋と職場を往復するのみ、子供との接触もほぼ無しという反乱を起こした。

私に気を使いまくる4歳児×2
正直全く手がかからない。

だからこそ目が離せないと思って、「作業モード」に切り替え、仕事の為だけにPCを開く。

実はわたくし、前職・前前職・前前前職で鍛え上げられた「スーパー事務職」

なので、事務職用作業モードに切り替えると、恐ろしいスピードで事務をこなすという能力を持っています。
副作用として、人間としての面白みを失いますが。

その間はツイッターもほぼ封印。
能面みたいな笑顔を張り付けて子育ての呼吸に全集中。

食事も摂れないほど憔悴している「らしい」夫の仕事に支障があるといけないので、金曜の夜に再度話し合いをすることにして、迎えた当日の朝。

翌日、おそらく義実家に逃避一泊旅行をするであろう旦那へのフォローを依頼すべく、お義母さんに電話を掛けたのだ。

お母さんよりお母さんな、お義母さん

緊張した。

だってお義母さんにとっての「息子」を傷つけて壊したかもしれない私が電話するんだよ?
怖いよ。

事の経緯を、出来る限り「私のせいだ」という側面を切り取って説明した。
じゃないと弱音吐いて、旦那のせいにしてすがろうとする自分が顔を出すから。

驚くくらい冷静に、少しも動じずに、お義母さんが一言。

「大丈夫よ」

その時、心底ほっとした。

大切な価値観、生き方。

私は、「今、仕事に必死になる理由」を話した。

キャリアを止めて(つっても大したことないけど)妊活・出産・子育てをしてきた私が、頑張れる環境を見つけられたこと。
子供の事、家庭の事との両立が叶う仕事だと思っている事こと。
将来のために、今のうちに実績を作っておきたいということ。

取れる選択肢の中では「パーフェクトアンサー」だと私はその瞬間まで思っていた。
お義母さんの言葉を聞くまで。

「もうすこし、”今”を楽しんでもいいんじゃない?」

お義母さんは、5人の母だ。

その時その時、「今」だけを考えて生きてきたと言った。
(じゃないと5人も子供産んでないって言ってた)
それでもなんとかなったし、誰かが手を差し伸べてくれたと。

「未来の事、良く考えていてすごいと思うけれど、今も大事にして欲しい」

「私は、〇〇ちゃんのこと、娘だと思っているからね。
うちにきたときくらいはね、好きにしてていいと思ってるから、遠慮しないで。
大丈夫だからね。」

泣くつもりなんてなかったんだけれど。
涙が止まらなくて、安心して全部を話して、明日の旦那を全部任せることにした。

絡まりながら張りつめていた糸をほとんどほどいて緩めてもらえた。
なんなら、綺麗なリボンに結びなおして、ぽんぽんと頭をなでながら飾ってくれた気さえした。

何のための「仕事」なのか。

「頑張る事」と「無理をする事」「焦る事」は同じじゃないこと。

しっかり、「今」その時の家族や自分を大切にするということ。

目がしっかり覚めて、穏やかな気持ちを取り戻すことができました。

旦那も同じだった

私にフルボッコにされた翌日、寝込んだ旦那がラインで助けを求めた相手、それは

私の父だった。

追いつめられて自室にこもる夫に会いに行って話をしたのは父。

義母に相談する妻。
義父に相談する夫。

なかなかいいコンビかもしれない。

長くなったからそろそろ終わるね

自分のノートにかこうかなって思ったんだけど。
お義母さんの事だけならいいかなってこっちに書いたら書きすぎた感あるね笑

でもまぁいいや。

旦那との夫婦関係はちょっとアレなんだけど。
私はお義母さんが好きだ。

遠慮することも、踏みこみきれないこともあるけど、それでも十二分に甘えさせて貰っている。
支える番になったら、できる限りの事をしたい。
「嫁」としてというより「義娘(むすめ)」として。

少し忘れかけてたけど、私は幸せなんだ。
それは間違いないこと。

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Author Profile

雑記ブロガー×駆出しライター。 幼児の男女双子に振り回されながら日々をなんとか過ごしています。 頑張りすぎず結果を出すことが目標。 でも頑張りすぎてしまいがち。 自称職業メンヘラ。Twitterでは愛を込めたキツめのリプをお送りします。 ここではオフモードの発信を意識しています。